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👉茅の輪とは

若宮八幡社・宮総代会では今年の初詣に「茅の輪」を設置しようと計画していますが、本格的に作成する前に試作してみました。
 この作り方は全く経験のないものが作ったものであり正式な作り方ではありませんが何らかの情報になればと思います。

茅の輪の骨格の作成  [作成時間 1時間]

今回は塩ビパイプ(VP13㎜)でつくってみました。曲げれるサイズはこのサイズか、もう少し大きくても可能かもしれません。蛇腹パイプであればもう少し太くでき曲げも楽かもしれません。

塩ビパイプは車で運べるよう5mのパイプ2本を半分に切断して運びました。
その切断した4本のパイプを結束線で連結して8mほどになったパイプを丸くつなぎ合わせました。(直径約2mでした)

STEP
1

茅の採取 [採取時間 1時間]

パイプの周りに巻く茅の採取に行きました。今回茅の採取場所は鶴瀬の宝塔様周りに生えていた茅を利用しました。(水害防止を祈念しながら?)
 なお、正月の本番には毎年行われる七輪のまちづくりの小学生との稲刈り体験で切り取った藁を使用したいと考えています。

宝塔様周辺

採取状況

茅はゴミ袋5袋分ほどを採取しました。

STEP
2

茅の輪の作成 その1 [仮締時間 3時間]

採取した茅を作ろうとする茅の輪の径に合わせ束を作ります。
一束ずつ仮止めを行い、今回は一回当たり4束にしました。(パイプの下側に二束、上側に二束分です。)

STEP
3

茅の輪の作成 その2

茅4束ずつをパイプの周りに仮のロープを利用して取り付けていきます。

茅仮止め完了 
STEP
4

茅の輪の作成 その3  [本締め時間 1時間]

藁縄で本締めをする。

完  成

STEP
5

茅の輪の作成しての考察

  • 骨格材料
    骨格作成に使用した塩ビパイプはVP13(外径13㎜)でもう少し大きくしたかったが、これ以上大きくすると曲げることが難しく、半径が大きくなる。また、塩ビパイプVUを使えればと思ったが、VUは40㎜以上しかなかった。
    蛇腹パイプを使えばもう少し骨格を大きくできると思われる。

  • 茅はゴミ袋(70l) 4袋
    秋だったためか穂が出ており使いにくかったが、「夏越の祓(なごしのはらえ)」は6月のため問題はないかもしれない。ただ、その時期では長さが短いかもしれない。
  • 巻きつけ
    巻きつけは一束一握り程を4束ずつ巻いていったが、塩ビパイプが見えないようにするにはもう少し増やした方がよかったかもしれない。
  • 仮締め
    4束を30cmずつ仮止めを行っていった。穂先側は次の束が入れやすいよう50cmほどをそのままにしておいた。
    仮締め時はパイプが隠れているかを確認してロープをまくように注意すること。
  • 本締め
    今回は本締めに藁縄を使用した。結び目をどうするべきかはまだ解決していない。
STEP
6