【2024-08-11】】
令和6年8月11日(日曜日)下徳丸公民館で天体観測会が開催されました。

これは、高田校区の小学生や中学性が、星空を眺めながら宇宙や天文を考える体験学習で、下徳丸自治会がその取り組みを支援しています。

今日の体験学習を指導してくださるのは下徳丸の元大分天文協会会長の渕辰夫さんです。渕さんといえば小惑星に「Fuchitatsuo」と自分の名前が付けられた人です。そんな方がこの高田にいたとはびっくりです。そして今日は天体の説明や望遠鏡による天体観測を詳しく指導してくださいました。

会場は下徳丸公民館で参加者は15名ほどでした。これほど内容があり楽しい「天体観測体験」、もう少し参加者を増やしても良いのではと思ったのですが、渕さんの話では1台の天体望遠鏡をゆっくりと楽しめるのは10名から15名ほどが良いそうです。来年、希望される方は早めに申し込んだ方が良さそうですよ。

夏休みこども体験学習<天体観測>のはじまり、始まり。

室内学習

7時から下徳丸自治会長の開催の挨拶から始まりました。大きなスクリーンには今晩この会場から見える予定の星座が映し出されていました。ワクワクしてきます。
今日の参加者の子供の中には宇宙船に興味があり、「リュウグウ」や「ハヤカワ」について渕さんに質問をしていました。将来この子供たちの中から宇宙飛行士やロケット技術者が現れるといいですね。

室内体験授業を1時間ほど行った後、30分ほど室外天体観測を行いました。
その様子を写真でご覧ください。

開催式

渕さんの説明に聞き入る子供たち

子供たちは珍しい写真や動画に聞き入っています。そして、疑問を感じたらすぐに質問をしてきます。子供たちのその姿を見ているといかに子供たちが宇宙に興味を持っているのかがわかります。

スクリーンを盗写

室外体験

今日の空には雲もかかっていましたが、観測を始めると同時に隠れていた月が出てきました。そして終わる直前にまた雲に隠れてしまいました。
月をみんなでかわるがわる観測しましたが、月のクレーターを直接に目で見た時には感激するものがありました。
土星も見たかったのですが、時間的に10時ごろになるということで今回は断念しました。

久しぶりに夜空を眺める機会を得ました。子供用の天体望遠鏡を持っているので秋の空を観測してみたいと思います。



大分の星空 2024年8月11日

みんなで一緒に高田の夏の夜空でいろいろな星を探してみました。残念ながらわかる星はありませんでした。夏の大三角が見られたと思います。

子どもだけでなく家族での参加で、「子どもとゆっくり星をみることができ貴重な時間だった」という声が聞こえていました。

番外編

天空を覗いてみましょう。幾つわかるかな。
(季節によって見える星は違ってきます)

番外編(渕辰夫さんが撮られた写真)

望遠鏡から月の写真を撮ってみたのですが、うまく撮れておらず、渕さんが撮られた写真を掲載します。なお、火星、木星、土星は今日は取れず依然渕さんが撮られた写真を利用させていただきました。この写真を見ていると神秘な世界に引き込まれていきそうです。

番号惑星名撮影日(渕さんの撮影日)
2024年08月10日
2024年08月10日
金星2020年10月13日
土星2018年07月28日
木星2018年06月01日