6月21日(金)、高田校区まちづくり協議会 〈高田校区七輪のまちづくり事業〉の一つとして毎年、高田小学校5年生(  名)の「田植え体験学習」を実施しています。この田んぼの所有者で田植えの指導をしていただく上徳丸の池永さんの話では、昨年にも書きましたが、お父さんの代から引き継いで30年近くになるそうです。私もこの記事を書く以上、令和〇年度ではなく第〇〇回田植え体験学習としたいところです。
 朝まで続いた雨も登校するころにはあがり、絶好の梅雨空の下の田植えになりました。(私は雨ではできないだろうと油断し、田んぼについた時には全員揃い開会式が始まろうとしていました。油断大敵)

開会式は高田校区七輪のまちづくり協議会 江藤正光会長の挨拶で始まり、その後苗の植え方の説明を池永さんがしてくれました。なお、最後に子供たちに「今日、田植えが面白く、大きくなってまた田植えをしたいと思ったら池永農園に就職してください。」とリクルートもしっかり忘れずに行っていました。

今日植えた苗は、秋に稲刈りをします。お米がたくさんとれるよう立派に成長するといいですね。

田植え体験学習を写真で追ってみよう。貴重な二度とない子供時代の1ページ

開会式

今日の体験学習は朝方まで降り続いた雨もやみ、雨でぬれた道を挟んで開会式が江藤公民館主事の司会進行で始まりました。高田校区七輪のまちづくり協議会江藤会長の挨拶、そして今日の指導をしていただく上徳丸の池永さんの田植えの作業手順の説明がありました。子供たちも始めての子が多く、熱心に聞いていました。

なお、今日は鶴崎支所から二人、高田のまちづくりの現状を視察に来られていました。

今日の手助けをしてくれる自治会長

さあ、出発進行  苗が配られ、田んぼに入っていきます

5年1組と2組に田んぼが割り振られています。苗の配布を受けた後、指定された田んぼに進んでいきます。遠くから見ると本当に整然としています。

おそる、おそる されど にぎやかに田植え開始です

田植え仕事をしている我が子を探してください。家では決して見れない姿です。

慣れてきました。池永農園には就職できそうです

田植えってこんなににぎやかだったかな、と思うほど手より口がよく動いていました。
そのにぎやかさをわかってほしいと、私の趣旨に反し動画を撮ってみました。子供たちの生き生きした生の声を聴いてください。生きる力になります。

子供たちの元気な田植えの(唄)声
見張り番が見張っています。怖いぞ。
我が子を見つめるまなざしは熱い

池永さんにこれまでの中で一番元気がよかったと言わしめた「どろんこ遊び」

池永さんに、「どろんこ遊びは人生の最初で最後の体験です。」と言われたことが子供たちにも伝わったのか、大いに跳ね回っていました。最後の池永さんの講評ではこれまでで一番元気がよかったと言われました。

子供たちの楽しそうに遊ぶ姿に説明はいりません。

池永さん自慢の自動田植機に乗せてもらう

今日の締めくくり 閉会式

締めくくりとして池永さんの挨拶です。
「今日、植えた苗は秋にまた一緒に稲刈りをします。そして正月にはそのお米で餅つく大会もします。楽しみにしていてください。」

今日の泥を落として学校へ 

お母さん、叱らないでください。子供たちの服の汚れは、元気力のバロメーターです。