[2023-4-26] 校区まちづくり協議会 [大野川水害対策協議会 高田小学校4年生]
毎年行われているウナギ、アユの放流体験が今年も行われました。平成16年から始め今年で21回目になるそうです。
ウナギは不良ということで残念ながらアユのみの放流となりましたが、大野川漁協さんからアユ30㎏(約3,000匹)を寄付していただきました。
高田小学校4年生64名が大野川防災センターに9時に集合し、魚や大野川の説明を聞いたのち大野川に行きアユの放流体験をしました。
<写真クリックで拡大>
大野川防災センターでの魚と川の説明
大分市大野川防災センター
👉大分市HP 大分市大野川防災センター
👉[高田歴史散歩 11] 大野川防災センター
以前は魚や大野川の説明は高田小学校体育館で行われていましたが、昨年から大分市大野川防災センターで行われるようになりました。
ここで高田の水害の歴史も一緒に勉強してもらうのもいいのかもしれません。
来賓の挨拶
これまで放流体験を先導されてきた中村前公民館長と渕前大野川水害対策協議会会長が今日の体験学習をもって交代されます。放流体験といえばこの名コンビだと思っていたのですが、これをもって終わると思うと寂しいものがあります。長い間ご苦労さんでした。
地元、漁協関係者の説明
拡大した写真と思っていたら高田漁協の向さんの大野川で吊り上げた魚の魚拓だそうです。こんな大きな魚が大野川にいたことにびっくりしました。
また、大野川漁協理事の三浦さんは小さいころからの大野川との結びつきを話してくれました。いかにきれいな川を残していくことが大事かということを学びました。
高田公民館長と国交省大野川出張所所長による魚と大野川の説明
軸丸新高田校区公民館長のアユとウナギの説明がありました。その説明はわかりやすくおもしろくNHKの「子供科学電話相談」を聞いているようでした。
また、山本大野川出張所所長の説明はクイズ形式で所長の質問に子供たちは次々に手を挙げ元気に答えていました。
《参考》
国土交通省のHPに「大分川と大野川について学ぼう!」という資料があります。
水害のこと、大野川のことがスライド形式でよくわかると思います。
👉大分川と大野川について学ぼう!
放流体験
体験現場にやってきました
防災センターでの学習が終わった子供たちが、川添橋上流の体験学習会場にやってきました。
この会場への進入道路は高田漁協の中村一彦さんがブルドーザーで整地し、江藤幹夫さん・向正雄さん・中村元館長、丸亀自治会の江藤正光さんや鶴瀬自治会の得丸安則さん達が小雨の中、開催前に会場付近の伐採をしていました。
放流のアユの準備です。
今年は発電機と送水用のホースも購入し、準備が楽になりました。アユは宮崎から運んできましたが遠路はるばるにもかかわらずアユは元気です。
このアユの準備から放流まで大野川漁協、大野川漁協高田支部の多くの方たちが手伝ってくれました。子供たち以上に生き生きし張り切っていました。
放流前の説明会
子供たちは生きたアユを珍しそうに眺めていました。最初はこわごわ見ていたのですが最後にはつかんでバケツに入れるようになりました。
放流前に投網(とあみ)の実演がありました
高田漁協の向さんと釘宮さんが投網の実演です。子供の時から鍛えてきた慣れた手さばきで網を投げ込みます。なかなかかっこいいシルエットです。
でも魚が入っていたかは知りません。