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上徳丸の川添橋から100mほど下流に大野川防災センターがあります。ところが、これが大分市防災センターといったり、国道交通省の防災ステーションと言われたりしています。どうちがうのでしょうか。私なりに把握すると、敷地全体が防災ステーションで建物が防災センターのようです。今までごっちゃにして使っていました。

一言でいえば、災害時の水防や復旧活動の拠点となる場所、建物と言う事でしょう。高田は古くから300年の間に60回もの水害にあった地域です。もっと早い段階であってよかったものかもしれません。

平成11年5月号市報に防災センターの記事がでていました。

大分市防災センター説明用パンフレット

概要 (大分市の広報紙より)

大野川と乙津川に挟まれた高田地区は、地形的な要因もあり過去何度となく浸水被害を受けてきました。
こうした経過から、洪水時等における円滑かつ効果的な水防活動を行うための拠点施設として、平成11年6月に大野川防災ステーションが整備されました。
その中核施設である大分市大野川防災センターは、洪水時の現地対策本部や地区住民の一時避難場所としての役割を果し、平常時においては地域のコミュニティスペースとして利用されています。

位置  大分市大字丸亀419番2地先 一級河川大野川左岸7K000メートル付近

施設の概要
大野川防災ステーション整備事業は、平成7年度に「防災まちづくり事業」として事業認可され、平成8年度から事業着手、平成10年度に完成し、平成11年6月15日に竣工式を行いました

敷地面積

防災ステーション(敷地全体)15,200平方メートル

防災センター(軽量鉄骨造2階建)1階275.2平方メートル、2階176.0平方メートル

事業費

10億1千3百万円

  • 用地買収、造成費用等 9億1千2百万円(旧建設省)
  • 防災センター建築費用等 9千7百万円(大分市)
  • 水防備蓄資材購入費 4百万円(大分市)

《参考》

HPに出ている国交省の河川防災ステーション計画とは

河川防災ステーション

―地域で守るふれあいのスペース―

 「河川防災ステーション」は、水防活動を行う上で必要な土砂などの緊急用資材を事前に備蓄しておくほか、資材の搬出入やヘリコプターの離着陸などに必要な作業面積を確保するものです。洪水時には市町村が行う水防活動を支援し、災害が発生した場合には緊急復旧などを迅速に行う基地となるとともに、平常時には地域の人々のレクリエーションの場として、また河川を中心とした文化活動の拠点として大いに活用される施設です。国土交通省では、今後も地方自治体と連携を図り計画的かつ積極的に整備していきます。

《「河川防災ステーション」の設置位置》
設置位置は次のようなことを考慮して決めます。

  1. 水防倉庫などの関連施設と河川防災ステーションとの役割分担
  2. 重要水防箇所の状況
  3. 過去に大きな被害を受け、水防活動や緊急復旧の実績のある区間及びその状況
  4. 想定される水防活動及び緊急復旧活動に関わる輸送路の状況
  5. 集落や市街地に近く、通常時にも一般の利用が活発に行われ、河川を軸とした文化活動の拠点として活用されるとともに、河川事業の展示活動、研修などが展開できる地域

《新規に整備を要望する市町村は、最寄りの工事事務所等に相談を》

 「河川防災ステーション」を整備する際は、洪水時の水防活動及び緊急復旧活動の拠点として整備されるものであり、設置位置・規模・事業効果、その他必要事項を記入した整備計画を作成し、河川局長の承認を受ける必要があります。
 整備計画の申請は河川管理者が行いますが、水防管理者と一体として整備する施設ですので、市町村と調整が図られた計画が設置要望の必須条件となります。よって、新規要望を検討されている市町村につきましては、河川管理者(直轄河川については国土交通省工事事務所等、補助河川については都道府県土木事務所等)と調整した上での要望をお願いいたします。

国交省の河川防災ステーションの設置目的、設置位置の基準を見ると高田地区は100%適合していると思います。また、水害防止のため、国交省、大分市、地元がそれぞれ力を合わせてやっていく必要があると思われます。