＜高田の人＞得丸昭一氏　大分市消防団長就任祝賀会開催

鶴瀬の得丸昭一氏が大分市消防団長に就任されたことを記念し鶴崎ホテルの多目的ホールで(１２時～１４時)就任祝賀会を開催しました。
鶴﨑地区の第二方面隊、高田校区自治会、消防高田分団の方々４０名ほどが集まり、昭和５８年４月から４２年間消防団員として活躍し、遂に大分市消防団長に就任された得丸氏をみんなでお祝いしました。台風や豪雨のたびにお世話になっている消防団は高田にとって非常に大事な存在です。消防団にお世話になるだけではなく、地区一丸となって消防団を応援していきましょう。

消防団の歴史・得丸氏の消防団経歴

まず、得丸氏の前に鶴崎地区第二方面隊の消防団・その歴史を追ってみたいと思います。

大分市消防団組織表

※なお、高田は東部師団ー第二方面隊ー高田分団になります。また、高田分団は、第一部、　第二部の二部があります。（かっては４分団に分かれていました。）
第一部　１９名　(鶴瀬、亀甲、上徳丸、下徳丸、南各自治会)
第二部　１８名　(関門、常行、堂園各自治会)

鶴崎地区の消防組織の大きな流れ

大分市の消防の沿革から鶴崎地区の（消防組、警防団、消防団）の歴史を年代別に追ってみたいと思います。

年	西暦	内　　容
明治４４年	１９１１年	鶴崎町消防組・三佐村消防組・別保村消防組・桃園村消防組・明治村消防組松岡村消防組・川添村消防組・高田村消防組
昭和１３年	１９３８年	鶴崎町消防組に別保消防組を編入
昭和１８年	１９４３年	鶴崎町警防団に三佐村警防団を編入
昭和１９年	１９４４年	鶴崎町警防団に桃園村警防団を編入
昭和２２年	１９４７年	消防団令により各警防団は消防団に編成替え
昭和２８年	１９５３年	大分市消防本部・大分市消防庁を開設
昭和２９年	１９５４年	鶴崎町、明治村、松岡村、川添村、高田村を廃止し鶴崎市が誕生・鶴崎市消防団結成
昭和３８年	１９６３年	・大分市・鶴崎市・大南町・大板町・大在村・坂ノ市町を廃し新大分市誕生・大分・鶴崎・大南・稙田・大在・坂ノ市の６消防団１０４分団を結成・大分市鶴崎消防署を開設
昭和４０年	１９６５年	大分市消防団を６団体３１分団に団替え
平成１７年	２００５年	大分市消防団を８方面隊に編成
平成２３年	２０１１年	大分市東消防署　松岡出張所竣工
平成３１年	２０１９年	大分市東消防署松岡出張所救急隊配置

※高田は明治２７年に消防組が設置される。(丸亀・鶴瀬、上徳丸・南・常行・関園)の六部となる。
　明治４２年に下徳丸と南が合併し一つに、大正４年には鶴瀬と丸亀が合併し一つになり、高田村の消防組は四部となる。
　第一分団………鶴瀬・丸亀　　第二分団………下徳丸・南　　第三分団………関門・堂園　　第四分団………常行
　この四部は昭和２２年の消防組から消防団に変わった時点でも四部が続きます。
　そして現在は二部になっています。

得丸氏の消防団の経歴

得丸　昭一氏　　鶴瀬地区　　在職４２年４か月　(令和７年７月７日現在)
入団日　昭和５８年４月１日

消防履歴

階　　級	任　免　月　日
団　員	自昭和58年04月01日至平成12年03月31日\|
部　長	自平成12年04月01日至平成15年03月31日
副分団長	自平成15年04月01日至平成17年03月31日
分団長	自平成17年04月01日至平成22年03月31日
本分団長	自平成22年04月01日至平成29年03月31日
副団長	自平成29年04月01日至令和７年0７月31日
団　長	自令和７年0７月31日

表彰履歴

表　彰　名	受　章　年　月　日
大分市長 10年勤続賞	平成06年01月09日\|
大分市長 15年勤続賞	平成11年01月10日\|
県消防協会長 20年勤続賞	平成15年10月18日\|
県消防協会長 25年勤続賞	平成20年11月30日
大分県消防対策協議会会長表彰	平成21年01月11日
県消防協会長永年勤続指導員	平成21年11月28日
県知事永年勤功勞章	平成21年11月28日
消防庁長官永年勤続功勞章	平成25年03月06日
県消防協会長 30年勤続賞	平成25年11月17日
感謝狀(内助の功)	平成26年01月12日
日本消防協会長勤続章	平成26年02月28日
日本消防協会長精續章	平成26年02月28日
県消防協会長 35年勤賞	平成30年12月09日
日本消防協会長功績章	平成31年03月05日
大分市文化の日の表彰	令和02年11月03日

👉　大分市文化の日の表彰

就任祝賀会

式次第に従って就任祝賀会を追ってみようと思います。

１・開会

現高田消防団長の得丸浩二さんの開会のあいさつで始まりました。

２・来賓祝辞

来賓代表として大分市東消防署署長定野浩之氏が挨拶されました。
また、私用で遅れた衛藤博昭元県議の挨拶もありました。

３・記念品贈呈

４・消防団長就任挨拶

「消防団は、地域防災の要として地域の皆様の安全で安心な暮らしを守るために日々活動をしております。しかし、近年、社会情勢等の変化により消防団員数が大幅に減少するなど様々な課題に直面しております。
こうした中、近年の異常気象による局地的な豪雨などの自然災が発生し、地域に密着した消防団への期待は益々高まっています。、消防団が一丸となって地域の皆様の安全と安心を守るため、誠心誠意努力を重ねて行く所存であります。皆様のご支援・ご協力を心からお願いいたします。」