<茅の輪くぐり>
この茅の輪は昨年の年末に作成し、この6月で半年になります。
茅の輪くぐりは、日本の神社で行われる伝統的な厄除け(やくよけ)の神事です。毎年6月30日12月31日に行われることが多く、半年間の穢れ(けがれ)を祓(はら)い、無病息災を願うために実施します。昨年は小学校の餅つけ体験や稲刈り体験で採れた稲穂を利用して茅の輪を作成しましたが、6月は鶴瀬の宝塔様の近くで採取した茅(かや 茅の輪の茅です)を利用して作成しました。
今は青々として綺麗ですが、この暑さの中、枯れていくのも早いので早めにくぐられてはどうかと思います。

この茅の輪くぐりは、神社の境内に設置された茅(ちがや)で編まれた大きな輪をくぐります。くぐり方には決まった作法があり、一般的には左・右・左の順に8の字を描くように3回くぐることで、心身の穢れを祓うとされています。(くぐり方はこの台に表示するので心配はありません。)

では、今日の宮総代会、宮総代会OBの活動を写真で追ってみましょう。

宮総代会の6月定例掃除と草取り

今日は月一度の定例掃除と草取りです。
4月から新しいメンバーになったのですが、ほぼ全員が出席していました。昨年度のメンバーも良く作業をしていましたが、今年のメンバーもそれに負けず頑張っていました。又、1時間半ほどの清掃の後、今年の3月の春季例大祭の反省会と対策会議を開いていました。

茅の輪の作成

宮総代会OBの三人で茅の輪つくりを行いました。
一昨日、鶴瀬の宝塔様のところ(昭和18年の大水害で堤防が崩壊したところです。そこの茅なので高田に水害が無いよう見守ってくれるかもしれません。 )で採取した茅を利用して作り上げていきます。

茅の選別と調整

採取した茅の草などの除去や長さの調整をしていきます。そして一定の太さで茅をまとめていきます。

軸のパイプに巻き付けていきます。
みんなの意気が合ってきました。完成まじかです。

茅の輪完成、取り付けです

取付台の運搬と設置

茅の輪の取り付け

茅の輪が丸くなるように前後左右調整しながら取り付けていきます。

最後にしめ縄を取り付けます。

ほれぼれと見とれてしまいそうな出来栄えです。

取付終了

取付を終えて 茅の輪つくりの三名人です。

あとの集合写真をアップする予定でしたが、写真を撮る前のリラックスした笑い顔がとてもよかったのでこの写真もアップしてあげたいと思います。

茅の輪のお祓いです

最後にみんなで記念写真です

高田若宮八幡社参拝を兼ね茅の輪くぐりに来てください。今は出来上がりでとてもきれいですよ。

追伸 参集殿の手すりの寄進について

今日気づいたのですが、参集殿の階段に手すりが取り付けられていました。
これは、今年の春まで宮総代をされていた関門地区の三浦(強)さんの寄進です。
宮総代も歳の人が多く階段の手すりはとても便利だと思います。