12月8日茨城県で行われた第60回日本コロムビア全国吟詠コンクール決選大会で南の平岡舞さんが優勝しました。 平岡さんは全国各地の予選優勝者14人 (青年の部) の中から晴れの栄冠を手にしました。また、この前に11月30日広瀬淡窓を家元とする淡窓流の流れを汲む淡窓伝光霊流主催の第十四回淡窓伝光霊流全国吟詠コンクール決選大会が由布市のはさま未来館で開かれ舞さんは準優勝をしていました。 その大会で息子さんの朔君も18歳以下の部で準優勝をしています。 親子アベック準優勝です。
平岡さん親子はお父さんの平岡 (信幸)さんが吟詠をしていたためその影響を受け、始めました。親子三代に連なる吟詠一家です。 舞さんは4歳の時から始め、今回の大会にも過去2度出場し一度は入賞もしています。 現在三人は大分に27か所ある詩道会のひとつ鶴崎詩道会(安部訓平会長)に所属しています。 三人を育ててくれたのは高田若宮八幡社の参集殿で行っている鶴崎詩道会の南分会と若宮分会です。 ここの指導者は広瀬善保前宮司と現宮司のお母さんの広瀬和子さんで、現在は和子さんが両分会とも指導しています。 お母さんは鶴崎詩道会の副会長もされています。 今回の大会には付き添われ愛弟子舞さんの優勝の晴れ舞台を見届けたそうです。 また、 取材中にわかったことですが日本コロムビア全国吟詠コンクール大会で鶴崎詩道会から2名の優勝者が出ていますが、 2人ともがこの南分会と若宮分会から輩出されています。 一人が舞さん、そしてもう一人が広瀬宮司なのです。
なお、吟詠の練習となる例会は南分会と若宮分会は高田若宮八幡社の参集殿で週一で行っています。また、 鶴崎詩道会の例会も鶴崎公民館で週一で行っています。
また、鶴崎詩道会の65周年記念でアップされていた youtube、 また舞さん親子が高田ふるさと祭りの芸能大会に出場した際に収録した写真と動画があったのでアップしておきます。
<参考>日本コロムビア全国吟詠コンクール
課題吟をテーマ (令和6年は唐の詩人、 杜牧 (とぼく) の 「江南の春」)とし、全国各地 41
か所で予選を競い、 地区予選全部門を通して点数の高い順に数名が全国大会へ出場権を与
えられる。毎年12月に決選大会が開かれ今年が60回目になる。
年齢などで5部に分かれており
1部 - ~中学生まで
2部 - 16~40歳 <今回平岡舞さんはここになります>
3部- 41歳~70歳
4部-71歳~
5部 - 短歌・俳句・新体詩の部(年齢制限なし)
平岡(朔) 君と廣瀬 (稟乃介) 君
高田ふるさと祭り出場の平岡さん親子
平岡舞さん
平岡(朔)君と広瀬(稟之助)君
吟詠は声がよく通り素晴らしかったのですが、ビデオの撮影者が下手なため手元がゆれ、またアップ写真も取り損ない申し訳ありません。来年はうまく撮れるよう頑張ります。来年は今年以上にうまくなった三人の姿をおさめたいと思います。