南渡り拍子について南の安部吉朗さんに春祭りの話を聞いているときに高田にも鶴崎と同じけんか山車があったということを耳にしました。ただ残念なことにけが人が出たことで中止になってしまったそうです。そして7日の日に2、3日前の新聞を見ていると鶴崎のけんか祭りの記事が出ていました。てっきり終わった記事だと思ったのですがよく読むと今日(7日)だということが分かり、慌てて出かけていきました。何十年も鶴崎地区に住みながらけんか祭りを見るのは初めてです。
12時から剣八幡宮で神事がありそれから町中に出ていきます。2時から3時まで国道197号線を通行止めにし、担ぎ山車(国宗・寺司・山川・三軒町)と、曳き山車(国宗・西町)が町中を練り歩きます。
そこでは何か所かに分かれて「ひとぎ」もまかれていました。(ひとぎは餅まきのことをいいますがこれは大分と熊本で言われているとのことです。肥後藩だったことの影響かもしれません。)
午後5時からは鶴崎公園グラウンドでけんか祭りが行われました。6時30分ごろまであり最後に剣八幡宮に戻り終了です。最後まではいませんでしたが花火が7時ごろ終了の合図を伝えていました。
けんか祭りの案内掲示板
鶴崎高校と鶴崎小学校の間の鶴崎の歴史を表した表示板
けんか祭り (毎年4月の第一日曜日)
正保3 (1646)年、 劔八幡宮が造営され、 その後細
川家から 「神輿」 が寄進され、 毎年4月の春祭りに
神輿が御神幸されることになりました。
「渡り拍子」 が奏される中、 劔八幡宮神殿をお発
ちになった神輿を先頭に担ぎ山車、 曳き山車が
内を練り歩きます。 練り歩く途中で担ぎ山車同士
が激しくぶつかり合うことから「けんか祭り」と
呼ばれるようになりました。
「渡り拍子」 は、 大太鼓、 小太鼓、 横笛で奏され、
その演奏は高い風格を備え、 勇壮・風雅な趣を持っ
ています。
鶴崎のけんか祭りを写真と映像で見てみましょう
剣八幡宮境内で
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<写真はクリックで拡大します>
町中へ。
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国道197号歩行者天国にて
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さあ、待ちに待った鶴崎けんか祭りが始まる。
5時から鶴崎公園グラウンドで始まりました。やっぱり盛り上がります。高田にも四つの分団が出てけんか山車があったと言いますが無くなってさみしく感じます。高田はけがで中止になったと言います。また鶴崎もケガで十数年中止だったと言います。けががないようにやってほしいと思います。
ただ、高田もそうですがお祭りへの参加者が思ったより少なかったなと感じました。少子化、高齢化、都会化への影響でしょうか。