⑳ 宝塔様
[一字一石塔]
宝塔様は大野川堤防上に建立されている。
大野川の氾濫を鎮めたいという悲痛な願いを込めて明治3年に作られた祈願の碑である。
経文の一文字宛を書き込んだ69384個の石が石碑の下に収められている。碑文には74翁 毛利倹と記されている。(これは毛利空桑)のことである。
21・水難慰霊碑
明治26年及び昭和18年の大水害の際の水難者慰霊碑である。
明治26年10月14日の大水害
被害状況: 破堤9箇所(延長( 1,027m )死者 84名
流出家屋 93戸 (続高田村史より)
22・一乗寺
一乗寺は鶴崎の法心寺の末寺です。(法心寺は1601年加藤清正が建てたお寺です。)
寛文(かんぶん)2年(1662 江戸時代初期)法心寺三世守玄院日達が本村信徒と相談して創建しましたが、その後200年を経て、住職日歓がこれを再建しました。
なお、これまで数度再建、新築され現在に至っています。
境内に鎮座する碧松大霊神は火難、水難、盗難の守護神として伝えられています。