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今年の5月から、ホームページ開設以来に撮り溜めた写真の整理を進めています。「高田びわのす通信」に掲載した写真だけでも2万枚以上、全体では少なくとも10万枚を超える膨大な量です。

そんな中、自分でも記憶にない、どなたからお預かりしたのか分からない写真が出てきました。よく見てみると、それは高田校区の代表として鶴崎公民館で基調講演をされた際の大変貴重な写真だったのです。

慌てて講演をされた杉本キヨ子さん(平成18年〜24年まで高田校区公民館主事を務められ、現在は常行自治会の長寿会でご活躍中)にお電話をしました。「4年以上前の貴重な写真なのですが、ぜひホームページに掲載させていただけないでしょうか」とお伺いしたところ、快く承諾してくださいました。「4〜5年前のことで資料はもう残っていないかも」とのことでしたが、杉本さんから当時の記憶をお聞きし、今回なんとか記事としてまとめることができました。写真を預けてくださった方(どなたか分からず申し訳ありません)、そして杉本さん、大変お待たせいたしました。

この件で鶴崎フォーラムについて調べると、今年(2026年)1月17日に開催された「第20回つるさき環境フォーラム」では、高田小4年生の10人が廃油せっけん作りや川のゴミ拾いについて発表し、松岡小4年生の7人も川の水質や水害の危険性についての調査報告を行いました。今さらながら、子どもたちの素晴らしい取り組みにこちらもぜひ取材に伺いたかったと悔やまれてなりません。

今回掲載する杉本さんの講演記録とともに、地域の活動の足跡をぜひご覧ください。



第16回つるさき環境フォーラム(2022年1月22日(土))
演題 渡り蝶「アサギマダラ」に魅せられて

第16回つるさき環境フォーラムは、2022年1月22日(土)鶴崎公民館で開催されました。
つるさき環境フォーラムは、大野川や乙津川といった身近な河川環境への関心や愛着を高め、環境美化・自然保護の意識を育むことを目的に開催されている地域密着型のフォーラムです。毎年1月に鶴崎公民館で開催されています。

アサギマダラについて

【アサギマダラについて】

アサギマダラ(浅葱斑)は、その美しさと「渡り鳥」のように数千キロも旅をする生態から、日本で非常に人気の高い美しいチョウです。

調べてみると、以下のような素敵な特徴があります。

  • 美しい「浅葱色(あさぎいろ)」の羽 翅(はね)の内側が薄い青緑色(白っぽく見える半透明の部分)をしています。この色が日本の伝統色である「浅葱色」に似ていることから、その名がつきました。
  • 優雅な飛び方 羽を大きく広げ、ひらひらと風に乗るように優雅に舞います。人が近づいてもあまり逃げない、おっとりした性格も特徴です。

季節ごとの大移動」

杉本さんにお話を伺うと、アサギマダラは気温の変化に合わせて日本とアジアを旅するそうです。 春から夏にかけては、台湾や日本の九州から、涼しい場所を求めてだんだんと北上し、遠く北海道まで渡ります。その移動距離は、なんと2,000キロ以上にも及ぶとのこと。そして秋になると、今度は気温の低下とともに、九州、沖縄、そして台湾へと再び南下していきます。

このチョウは、フジバカマ(藤袴)やヒヨドリバナなどの特定の植物をとても好みます。その花の蜜を求めて、旅を続けていくのですね。

大分県内で見られる場所

年に2回訪れるアサギマダラの群れは、大分県内でもいくつかの場所で観察することができます。

  • 姫島(全国的にも非常に有名です)
  • 佐伯市米水津(よのうづ)・蒲江(県南)
  • 日出町・山田湧水(県北)

観察のポイント

アサギマダラは「天気が良く、風が穏やかな日の、午前10時〜午後3時頃」に活発に活動します。雨の日や風の強い日は葉の裏などに隠れてしまうため、よく晴れた、風の優しい日を狙ってお出かけするのがおすすめです

杉本さんの講演の様子