👉鶴崎地区通信 (旧鶴崎市・鶴崎地域)全般

昨年末、東部地区幹線道路整備促進期成会から市長、県知事への要望事項を出していましたが、この度その回答がありました。その要望と回答をここにアップしてみたいと思います。
なお、知事及び市長に対する質問が重なっているものもありますが、それぞれの立場からの回答のため両方の回答をアップしております。
また、質問と回答のほかに出席者からの意見もありましたが、今回は質問と回答のみのアップとさせていただきました。

1・国道197号鶴崎拡幅 (志村 乙津間の4車線化) 事業とは
《鶴崎駅周辺整備基本構想資料より 令和5年1月

👉令和5年1月の鶴崎工区説明会資料国道197号線鶴崎拡幅道路事業について)

令和5年1月25日~1月31日に鶴崎(公民館、支所等)で行われた時の国道197号鶴崎拡幅 事業説明会の資料をアップします。あれから3年ほどたつため若干状況が変わっているかもしれませんが、概要だけでも把握できればと思います。

1) 国道197号鶴崎拡幅事業 (志村~乙津間 4車線化)
鶴崎拡幅事業は、大分市東部地区の慢性的な交通渋滞の解消を図るため、 また、 歩行者・自転車通行時の安全性、快適性向上のため、 国道197号を延長 L=2.8km区間に渡って整備するものです。
この区間は現在、 車線数が2車線~4車線と変則的であり通勤時間帯を中心に上下線ともに交通混雑が発生しています。
また、周辺小学校の通学路となっていますが、 朝の通学時間帯は自転車の利用も多く歩行者がすれ違うのも難しい状況となっています。 そのため、車道を片側2車線の4車線とし、歩道も現在より拡幅し両側歩道として整備を行うものです。

全体延長 L=2,800m
幅員 W=車道部 (4車線) 13.0m (全体 24.0~26.0m)
計画期間 2015(平成27)年度~2034 (令和16)年度
・事業費 約170億円

〖<写真クリックで拡大>〗

乙津橋工区

(乙津橋~鶴崎駅交差点) 5月24日撮影

乙津橋付近

鶴崎駅前交差点(乙津橋側から望む)

鶴崎工区現況写真 <令和8年2月末>
中鶴崎
鶴崎橋から中鶴崎を望む
鶴崎橋西側
鶴崎橋(鶴崎側から望む)
<質問2>国道197号の志村交差点から角子原陸橋南交差点までの4車線化

Q  質問と要望
(1) 国道197号鶴崎拡幅 (志村・ 乙津間の完全4車線化) 事業の早期完成に努力すること。
(2) 国道197号の志村交差点から角子原陸橋南交差点までの4車線化の実現に努力すること。


県知事要望活動報告                      

【 日時 】 令和7年11月14日 (金) 13:55~14:30
【場所】 県庁舎新館5階 51会議室
【 出席者 】
(県) 成瀬土木建築部審議監、石和参事監兼道路建設課長、 山口港湾課長、
田中大分土木事務所長、他事務局職員

《要望及び回答等)
(1)国道197号鶴崎拡幅 (志村 乙津間の4車線化) 事業を早期に完成させること
A(回答)
国道197号鶴崎拡幅では、 鶴崎駅入口交差点から大分市街地側を「乙津工区」 佐賀関側を 「鶴崎工区」 に分けて事業を進めており、 現在は乙津工区を先行して整備中です。
乙津工区につきましては、 本年3月に、新設の乙津橋を含む乙津交差点から乙津橋東交差点までの640m区間の供用を開始しました。なお、現在は新設側に道路を切り替え、既設の乙津橋の補修・補強工事に着手しています。
 また、鶴崎工区につきましては、 本年3月から建物調査に着手しており、 今年度末には用地買収にも着手する予定です。引き続き、事業の円滑な進捗にむけ、 期成会のご支援をお願いいたします。

(2) 国道197号の志村交差点から角子原陸橋南交差点までの4車線化の実現に努力すること。
A(回答)
現在事業中の鶴崎拡幅の進捗率は、 事業費ベースで5割程度 (50%)となっており、 新設の乙津橋が供用開始するなど鋭意事業を進めているところです。まずはその早期完成に注力し、 その整備効果や周辺交通状況の変化などを踏まえながら、引き続きご要望があった区間について検討してまいります。

市長要望活動報告

東部地区幹線道路整備促進期成会 市長要望活動報告
【日時】 令和6年11月14日 (火) 14:55~15:25
【場所】 議会棟1階 第2委員会室
【 出席者 】
(市) 小野土木建築部長、 後藤都市計画部長他

[市からの回答]
(要望及び回答等》
(1) 国道197号鶴崎拡幅 (志村・ 乙津間の完全4車線化) 事業の早期完成に努力すること。
(2) 国道197号の志村交差点から角子原陸橋南交差点までの4車線化の実現に努力すること。
A(回答)
1点目の 「国道197号鶴崎拡幅 (志村・ 乙津間の完全4車線化) 事業の早期完成に努力すること。 及び2点目の 「国道197号の志村交差点から角子原陸橋南交差点までの4車線化の実現に努力すること。」 につきましては、 関連がございますので一括して回答させていただきます。
国道197号の要望区間は、 昭和30年代から進められてきました 「土地区画整理事業」や「企業立地」 また 「大型団地開発」 による人口増加にあわせて自動車交通量も増加するなど、現在の車線数での交通容量が不足していることから、渋滞が発生しているものと認識しているところでございます。
その解消に向けましては、 道路管理者であります大分県において、 平成27年度より国道197号鶴崎拡幅 (志村 乙津間) の4車線化工事が進められており、 令和6年度末には新設の乙津橋を含む640mの区間が供用開始され、 既設の乙津橋については、 現在、 耐震補強工事を行っております。
鶴崎工区については令和6年度の6月に事業認可を取得するなど、 早期完成に向けて取り組んでいるとお聞きしております。
本市といたしましても、 国道197号の当区間における交通渋滞の緩和は、 東部地区の地域活性化において大切なことであると考えており、今後も引き続き、「鶴崎拡幅 (志村・乙津間)の早期完成」 と 「志村交差点から角子原陸橋南交差点間の4車線化」の実現について、 県知事及び県議会に要望してまいりますので、今後とも、 皆様のご協力の程よろしくお願いいたします。


Q [質問3]
臨海産業道路の東部延伸 (細地区から馬場地区間) を早期に完成させること。

産業道路の行き止まり

産業道路の行き止まり
産業道路終点から国道197号線まで馬場の部落の道を通り抜けます。


A [大分県回答]

臨港道路細馬場線は平成22年度に事業着手し、 起点側の現道拡幅区間については29年度に供用を開始しました。
バイパス区間につきましても、28年度より用地取得が進んだ細地区側から順次、工事を行ってきております。
昨年度は、新たに1名の方に用地取得のご協力を頂きました。
引き続き、 用地取得済区間の工事と未買収用地の取得を行い、 事業の推進に努めてまいります。
今後とも、 事業が円滑に進みますよう、 期成会のご支援をお願いいたします。

A [大分市回答]

3点目の「臨海産業道路の東部延伸 (細 馬場間) の早期完成に努力すること。」 につきましては、 土木建築部より回答いたします。
臨海産業道路は細地区で行き止まりとなっており、 国道197号と連絡する細地区の生活道路に流入し、 安全安心な生活環境に課題が生じている状況でございます。
このため、本市では、県の 「大分港港湾計画」 において臨海産業道路の東部延伸として位置づけられた臨港道路 「細・馬場線」 の早期完成に向けて、 これまで県知事や県議会土木建築委員会に対し毎年、要望活動を続けております。今後も、 本事業の早期完成に向け市としても機会あるごとに県に要望を行ってまいります。
地域の皆様におかれましても、早期完成に向けた、 ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。




Q [質問4]
都市計画道路「花園細線」(国道197号東バイパス) の久土・細間の事業化に努力
すること。

大分県HP 中九州横断道路から抜粋>

A [大分県回答]

国道197号バイパスは、 大分スポーツ公園等の整備と歩調を合わせながら、 平成14年までに片島から久士の間が暫定2車線で整備され、 市道城原久土線などと一体となって大分市の東西軸を形成しております。
 また、沿線には企業進出や宅地開発が進展しており、 大きなストック効果を発揮しているところです。
そのような中、 東九州自動車道の4車線化が進められるとともに、 中九州横断道路の大分宮河内インターチェンジへの連絡がされることなど、 大分市内の円滑な道路環境を構築していく上では、 東部地区の幹線道路整備が重要な課題であると認識しています。
なかでも、 国道197号本線においては、 今回ご要望いただきました志村交差点から東側の4車線化はもとより、 佐賀関方面の道路整備に関してもご要望のお声を頂いています。
 さらに、バイパス部においては、 未供用区間の整備だけではなく、 暫定2車線区間で発生している渋滞など、 新たな課題に対する対策も検討していく必要があります。そのため、国、県、市で東部地区を含む市内の渋滞対策について、 協議を重ねています。
今後も国や大分市とともに、より効果的な事業展開をしっかりと検討してまいります。

A [大分市回答]

次に4点目の都市計画道路 「花園線」 の久土・ 細間の事業化につきましては、 都市計画部より回答いたします。
都市計画道路 「花園細線」 は、 片島~久土間9.9km が平成14年4月に県事業により供用開始されて以来、 大在コンテナターミナルや大分流通業務団地との物流ネットワークを形成するとともに、沿線地区における人口の増加や、 新たな企業誘致に大きな役割を果たしております。
 また、 市内の地域間を結ぶ交通網としても重要な役割を果たしているところであり、さらには、中九州横断道路が大分宮河内インターチェンジに接続することや、大分港大在西地区複合一貫輸送ターミナルの整備が進められているなど、 本路線の持つ物流・輸送の効率化やパイパス道路としての役割は極めて重要であると認識しているところでございます。
本市といたしましては、都市計画道路 「花園細線」 は、 久土 細間も含めて、 本市の産業経済社会の発展に寄与する重要な幹線道路と認識しており、中九州横断道路の大分宮河内インターチェンジへの接続を大きな契機と捉え、 その受け皿としても重要であることから、 大分外郭環状道路の建設促進協議会と連携を図りながら、引き続き県知事及び県議会に粘り強く要望してまいりたいと考えております。




Q [大分県質問5] [大分市質問6]
  豊予海峡ルート並びに中九州横断道路の早期実現に努めること

A [大分県回答]

豊予海峡ルート等の広域交通ネットワークは、人や物の流れをつくり、 産業を呼び込み、地方創生の基盤になると考えております。
 また、災害時のリダンダンシーも確保され、 関門海峡ルートが使用できない場合にも、 四国を経由して人や物資を迅速に運ぶことができます。
早期実現に向けて、一つ一つの課題に対応しながら、 国への要望活動や各種調査に取り組んでいきます。
 また、中九州横断道路は、 九州の東の玄関口としての拠点化戦略を進める本県にとってさらには新生シリコンアイランド九州の実現や、フードアイランド九州の更なる推進のためにも欠かすことのできない重要な道路です。
 県内唯一の未事業化区間である大分~犬飼間については、 環境アセスメント等の手続きが進捗しており、事業化への道筋が見えてきました。
今後も、国に対して、 1日も早く調査などの手続きが進むよう働きかけてまいります。加えて、 今年12月25日に熊本県や中九州地域高規格道路促進期成会と共催するシンポジウムの開催を予定しており、 機運醸成により一層取り組んでいます。
最後になりますが、 現在実施中の鶴崎拡幅や細馬場線の早期完成に向けても、 これまでご要望ご意見を頂いているいずれの区間の事業化につきましても、多くの予算を必要といたしますので、 国からの補助 交付金を活用して事業を進めていくことになります。
 県の方でも、 知事を先頭に、 地域の声を東京の方に届けながら、予算確保の方もしっかりと行っているところです。
皆さま方におかれましても、様々な形でのご協力をお願いしまして、 私からの回答とさせていただきます。



A [大分市回答]


次に6点目の豊予海峡ルート並びに中九州横断道路の早期実現につきましては、 都市計画部より回答いたします。
まず豊予海峡ルートに関してですが、 実現しますと本市はもとより、 九州・四国にとっても、地方拠点の形成強化や大規模災害時におけるリダンダンシーの確保、 観光需要の拡大、 地域産業の発展、地方移住の促進等による地方創生への効果が期待できます。
これまで本市では、 平成28年度より、 シンポジウム開催などを通して、 豊予海峡ルートの実現に向けた機運の醸成に努めるとともに国への要望を行ってまいりました。
こうした中、 現在、 大分県においても国や愛媛県、関係市町や経済界等の機運醸成 連携強化に取り組んでいただいております。
次に中九州横断道路に関してですが、 大分県内では唯一の未事業区間である「宮河内~犬飼」間につきましては、 所要時間の短縮や大規模災害時におけるリダンダンシーの確保、 物流の強化、観光業の活性化、 また企業立地の促進などの様々な効果が見込まれております。
現在は、 国土交通省および大分県により事業化に向けた手続きが進められており、 令和6年4月に都市計画・環境アセスメントを進めるための調査へ移行し、 今年度は環境アセスメントの方法書に基づく調査を行っていただいております。
本市ではこれまで、 沿線市と機運醸成に向けたシンポジウムの開催を行うとともに、 早期実現に向けて国へ要望を行っております。 中九州横断道路が東九州自動車道と接続することで、本市の機能強化や、地域間連携の推進など、 「九州の東の玄関口」としての様々な波及効果も期待されておりますので、 今後も引き続き国や県知事に要望を行ってまいりたいと考えております。



Q [大分市質問5] 
  都市計画道路 「松原国宗線」 皆春 中島橋間を早期に完成させること。

A [大分市回答]
次に5点目の都市計画道路 「松原国宗線」の皆春・ 中島橋間の早期完成につきまして、都市計画部より回答いたします。
当路線は平成28年度に事業着手し、 令和2年度からは、 用地買収が完了した箇所についての工事を行っております。 さらに令和4年度に橋梁下部工工事 (仮称: 新中島橋) について、国土交通省九州地方整備局と協定を締結し、 現在までに橋台1基と橋脚2基が完成し、 今年度は引き続き橋梁下部工工事を行っているところです。
今後も事業の着実な推進に努め、 早期の事業完成を目指してまいります。


👉皆春バイパス交差点~新中島橋までの道路

令和8年4月~5月現況

国宗側から別保側を望む