👉鶴崎地区通信 (旧鶴崎市・鶴崎地域)

👉第一回昭和井路の歴史 概要とルート   👉昭和井路の歴史 第2回 [計画から実行へ]
👉昭和井路の歴史 第3回[ついに高田にやって来る]  
👉昭和井路の歴史 第4回[明治幹線]

 

昭和井路の歴史シリーズは、昭和井路の第二幹線が横尾で分岐し高田線にたどり着いた第3回で終了していました。
しかし、明治地区の溜池や水路を調べるなかで、昭和井路の明治線が気になり第4回昭和井路明治線を書いてみることにしました。
第一回 明治揚水機場~猪野交差点
第二回 猪野交差点~小池原

第一回から第三回までの概要

少し時がたっているので、これまでの概略を書いてみましょう。
 昭和井路は、豊後大野市(百枝堰堤)から大分市東部(松岡、明治、川添、大在)までを結ぶ大規模な農工業用水路です。
豊後大野市(百枝堰堤)から流れてきた「主要幹線は」大野川発電所の貯水槽で発電用と昭和井路の用水に分かれていきます。その後、戸次の利光地区で大野川右岸(戸次、川添)を経由し大在に到着する「第一幹線」と、大野川を水管橋(大野川水路橋)で渡り大野川左岸をとおり、判田、松岡、明治へ向かうのが「第二幹線」です。
今回は第二幹線の明治幹線を見てみたいと思います。

<昭和井路の出発点> ここから取水されます

豊後大野市(百枝堰堤)取水口
ここから大分ダムへ(昭和井路の出発点)

<百枝から大野川発電所へ> 取水された水は発電用と昭和井路へ

百枝の取水口から12㎞離れた大野川発電所に到着します。

百枝からたどり着いた水はここに貯水されます
前方のトンネルに百枝からの水が到着
百枝からの水は一つは発電所へ
橙色のホースの先のゲートから昭和井路へ

<大野川水管橋>ここで第一幹線と第二幹線に分岐

大野川発電所を経由して流れてきた幹線は大野川右岸を通る第一幹線と大野川を水管橋を渡り大野川左岸を通る第二幹線に分かれます。

戸次<利光地区>の水管橋 ここから昭和井路は二つに分かれます

昭和井路(第二幹線)明治幹線 その1 揚水機場~猪野交差点まで

大野川を渡り戸次、松岡を通った第二幹線は松岡線から明治線につながります。
交差部には明治揚水機場があり、17m上の①に揚水します。

明治線① 揚水機場周辺

横尾遺跡からスポーツ公園に登る道路の白水長久苑前の道路を挟み、南側に明治揚水機場があります。ここから昭和井路の明治線が始まります。

明治揚水機場~①

①~⑤

①~②

➁~③

水路には揚水車が取り付けられていました。水の流れで水車に取り付けられた鉄の箱が回転し、水路より上部の水田に水があげられます。実物を見るのは初めてで写真を撮ってしまいました。

③~④~⑤

③付近 水分(みくまり)神社大原参道入り口 

この③から水分神社へ続く参道があります。この神社は水神様を祀る神社で平安時代(1172年)に創建された神社です。
昭和井路とは縁がありそうな神社です。  

③~⑤

⑤~⑥

明治地区では道路より2~3m高い水路が大半なのにびっくりしました。高田では水田より少し高い水路が多く、遠くから見てもどこに水路があるのかわかりません。明治は高低差が高田に比べ多く、より遠く広い範囲に水を排水するために高くしているのでしょう。

⑥~⑦

この区間は水路に蓋が設置されています。人家が多いためか?、理由はわかりません。
⑦の分岐点では本線と葛城線と別れています。

⑧~⑫

⑤~⑫まで昭和井路は猪野から横尾方面の道路に平行にあります。⑩~⑪の横は明治小学校あたりです。ただ、建物の間を縫うように走っているためわかりにくい所があります。昭和井路全般に言えることですが、水田のための用水路でありながら周りには家や建物ばかりで水田をあまり見ません。中心部を過ぎればまた増えるのでしょう。

明治揚水機場から流れてきた昭和井路は猪野の交差点で県道21号線大分臼杵線を横断して小池原の方へと流れていきます。
この路線は「明治幹線その2 猪野交差点~小池原」に引き継ぎたいと思います。