クラサスドーム大分の開閉式屋根について
11月4日の大分県知事の定例記者会見でドームの開閉式屋根の修理工事について発表があったようです。
これまでドームが開いたままになっているのは、ドームの開閉に費用が掛かるため開けたままにしているのだろうと思っていましたが、屋根を動かすためのワイヤーロープが老強化したため、これから3年かけて修理をするそうです。費用は30億円ほどかかるそうです。



<クラサスドーム>
私は今でも愛称の「ビッグアイ」と呼んでしまいます。2002年にワールドカップのグラウンドとして開閉式屋根のついたドームとして、また建築家黒川紀章設計のスタジアムとして脚光を浴びましたが、そのワールドカップに間に合うのかどうかとはらはらした思いがあります。しかし、2001年(平成13年)に完成し無事にワールドカップが開催されました。
その後、トリニータ―のホームグラウンドとなりましたが、命名権によりビッグアイも
昭和電工ドーム ・大分銀行ドーム(だいぎんドーム) ・九州石油ドーム ・レゾナックドーム大分 そして現在はクラサスドーム大分と正式名は変わってきました。
しかし、今なお、ホームスタジアムとして大分トリニータ―は頑張っています。かってはJー1で活躍した時期もあります。もう一度その日を目指し応援していきたいと思います。
<ドームの仕様>
- 完成日 2001年
- 工事費 250億円
- 収容人数 40000人
- 開閉時間 20分~30分
- 形状
直径約274mの球体の一部を切り取ったような形状
高さ 57.5m
屋根重量 2,500トン
2021年 ドーム完成20周年記念ウォーク開催




