<2025-11-16>

第103回先哲祭が高田校区公民館2Fで9時から開催されました。紀行平に関しては大分県立博物館で9月から11月3日まで令和7年度特別展「豊後国行平」が開催されていました。
その講演の中で紀行平は鶴崎地区高田といわれるが、豊後高田の方が紀行平に関すると思われる資料が多い。その点、高田にはどれほどの資料が残されているのだろうか。鬼の井戸という伝説や墓といっても後世の弟子による供養塔に過ぎず、実際に紀行平が実在していたという資料はのこされていない。高田刀鍛冶の育成に努めたということでしか捉えられない。という。高田の一住民としてはとムッとするものがあった。
 また、毛利空桑にしても多くの資料は鶴崎の毛利空桑会館に保存されている。出生地にある高田には空桑の墓と保存状態のよくない私塾 知来館創設の地がある程度です。
高田の三哲を盛り上げようとするには寂しいものがあります。

なお、今回三哲祭の最後に話がありましたが、ステージの両サイドにかけられている書は、亀甲自治会長江藤正光氏により寄贈された毛利空桑の書と、岡松甕谷の子孫にあたる岡松陽一郎氏の父にあたる岡松幹夫さんにより寄贈された岡松甕谷の書です。貴重な郷土の資料となっています。

開会の挨拶

先哲祭神事

神事 高田若宮八幡社 廣廣瀬司による神事

玉ぐし奉奠

地区代表と先哲の関係者のみ写真を掲載しました。

閉会のことば 高田校区公民館 館長

寄贈された毛利空桑と岡松甕谷の書

毛利空桑の書
 (江藤正光氏寄贈)

岡松甕谷の書
(岡松洋一郎氏寄贈)