今年、2月に行われた大分市市議会議員選挙をもとに、大分市発表の選挙投票率を見てみました。
その結果を見ると、大分市内の9地区の中で鶴崎地区の投票率は下位から2番目です。<最下位でなくてよかったと喜ぶべきか?>
また、高田は鶴崎地区15投票区の中で8位、これも必ずしも良い投票率ではありません。

鶴﨑地区の投票率が低いのはなぜなのか、ちょっと考えてみる必要があるのではないでしょうか。

令和7年2月16日執行 大分市議会議員選挙 投票区別投票結果
                    <大分市HP市政情報より>

地区別投票率

大分市9地区で鶴崎地区は大在について下位から2番目です。今大在地区は新しい人が次々に入り込み変動の大きな地区です。
鶴﨑地区は大分地区、稙田地区に次いで有権者の多い地区です。しかし、その大分市、稙田地区は投票率は高い部類に入ります。鶴崎地区の投票率の低い原因は何なのでしょうか。

投票区別投票率

大分市投票区別投票率はどうなっているのでしょう。

大分市投票区別投票率 順位

大分市内の投票区は101か所あり、鶴崎地区には15の投票区がありますが、下記の表を見ていただくとわかると思いますが、平均投票率を超えているのは広内、家島、種具の3か所に過ぎません。(なお、広内は2位です)
残りの12地区も、最下位ランクの80位~101位(22地区)の中で約半数の9地区が含まれています。
ここまで結果がはっきりしてくると、鶴崎地区の風土に根ざしたものではないかとかんぐりたくもなります。

             (参考)鶴崎地区の投票者数と投票率             

<参考>前回2022年の参議院選挙の投票率はどうだったの

三年前の参議院選挙の投票率はどうだったのでしょうか。大分市の資料をもとに作成してみます。大分市内の投票区は101か所(鶴崎地区には15の投票区)がありますが、下記の表を見ていただくとわかると思いますが、平均投票率を超えているのは広内、家島、川添、小中島の4か所に過ぎません。
残りの11地区も、最下位ランクの80位~101位(22地区)の中で3割近くの8地区が含まれています。
大分市市議会議員の選挙とあまり変わらないようです。今回の選挙がどうなるか気になります。

大分市投票区別投票率 順位

地区別順位
投票区別順位