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昨年末、東部地区幹線道路整備促進期成会から市長、県知事への要望事項を出していましたが、この度その回答がありました。鶴崎地区自治会連合会から提出していた市長、県知事への要望と回答をここにアップしてみたいと思います。
なお、知事及び市長に対する質問が重なっているものもありますが、それぞれの立場からの回答のため両方の回答をアップしております。
また、質問と回答のほかに出席者からの意見もありましたが、今回は質問と回答のみのアップとさせていただきました。

県知事要望活動報告
【 日時 】 令和6年11月19日 (火) 13:50~14:30
【場所】 県庁舎新館5階 51会議室
【 出席者 】
(県) 岸元土木建築部審議監、瀬戸参事監兼道路建設課長、 清永港湾課長、
田中大分土木事務所長、他事務局職員
[質問1]
〈鶴 崎 駅 周 辺 整 備 基 本 構 想資料より〉

国道197号鶴崎拡幅 (志村 乙津間の4車線化) 事業を早期に完成させること。
鶴崎側から乙津橋を望む 
乙津橋から大分側を望む 
完成した新乙津橋 
鶴崎前交差点から鶴崎橋側を望む 
鶴崎橋から町中を望む [回答]
鶴崎拡幅につきましては、鶴崎駅入口から大分側を乙津工区、 佐賀関側を鶴崎工区として
事業を進めており、現在は乙津工区を先行して整備中です。
乙津工区につきましては、本年3月に既存の乙津橋の下流側に新しい橋を建設いたしま
して、5月には高欄や照明灯が完成し、現在、舗装工事を進めております。 この橋梁の前後
の道路改良につきましても、今年度末に完成して、 道路を今の橋から下流側の橋の方に振り
かえることとしています。 振りかえました後に、既存の橋梁がかなり古くなっておりますの
で、来年度から、 補修、耐震化工事といった補強工事を本格的に行いたいと考えています。
鶴崎工区につきましては、 今年度末に、用地の幅を示す幅杭の設置、土地の面積の計算を
行う用地測量を完成させ、 移転が必要な建物の補償費算定等に必要となる建物調査に着手
する予定です。 鶴崎工区もいよいよ移転交渉の準備に入ったところであり、引き続き、 事業
の円滑な推進に向けて皆様方のご協力をいただきたいと考えております
[質問2]
国道197号の志村交差点から角子原陸橋南交差点までの4車線化の実現に努力すること

[回答]
先ほど説明した鶴崎拡幅については、 現在、 進捗状況が予算ベースで4割強程度となっ
ております。現在、建築業界を取り巻く環境としましては、 資材や労務費などの高騰などが
あり、事業を進めるにはかなり厳しい状況ではありますが、何とかこの工区を早期完成した
いと思っております。
そこから先の延伸につきましては、 まずは乙津工区を先行して今年度末に供用し、既存の
乙津橋を修繕した後に 4車線化をするわけですが、 乙津工区の整備効果を見ながら、併せ
て、周辺道路の交通状況の変化などを踏まえながら検討していきたいと考えています。
[質問3]
臨海産業道路の東部延伸 (細地区から馬場地区間) を早期に完成させること。

産業道路の終点 
行き止まりになっている。 
産業道路と197号を結ぶ路線 [回答]
臨海産業道路については、 起点側の現道拡幅区間についてはすでに供用を開始しており、
現在、山を越えるバイパス区間につきまして、 用地取得が進んだ細地区から順次工事を行っ
ております。 実は用地取得に少し時間を取っておりまして、 残る地権者は数人となり、地元
の自治委員さんのご協力をいただきながら交渉を進めている中、なかなか合意が得られな
いところではありますが、なんとか我々も努力して、用地取得を頑張っていきたいと思って
おります。 引き続き、皆様方のご協力をぜひお願いをしたいと考えております。
[質問4]
都市計画道路花園細線(国道197号線東バイパス) の久土細間の事業化に努力する
こと。[回答]
国道197号のバイパスについては、 ご存知のとおり、大分スポーツ公園の整備と合わせ、
片島から久土間を暫定2車線で供用しています。 市道の城原 久土線などと一体となって
大分市の東西軸を形成し、沿線には企業進出や宅地開発が進展して大きな相乗効果を発揮
しているところであります。 このような中、 現在、 東九州自動車道の4車線化が進められて
いるとともに、中九州横断道路が大分宮河内インターチェンジに接続することとなってお
ります。 そういうことを考慮いたしますと、 大分市内の円滑な道路環境を構築していく上で
は、東部の幹線道路整備が重要な課題であるということは我々も認識をしております。
中でも 197 号本線は、ご要望をいただいている志村交差点から東側の4車線化に加え、
その先の佐賀関方面への道路整備に関してもご要望をいただいているところです。
暫定2車線で供用したバイパス部分につきましても、今回ご要望の未供用の区間だけで
なく、すでに供用している区間で渋滞が発生するなど新たな課題も発生をしております。 そ
うした様々な課題を総合的に検討するため、国、県、市でこの東部地区を含む市内全体の今
後の渋滞対策について現在協議を重ねているところです。
今後も、国や大分市とともに、より効果的な事業展開というのをしっかりと検討していき
たいと思っております。
最後になりますが、 先ほど申し上げたように、 最近は資材や労務費が高騰する中、現在実
施中の鶴崎拡幅事業など、 ご要望の道路を整備するには多額の事業費が必要となっており
ます。
そのため県としては、国からの補助金や交付金を是非とも活用していきたいということ
で、知事を先頭に、 道路整備の必要性など地域の声を国交省や財務省などにしっかり伝えな
がら予算要望しているところであり、 皆様方にも、いろんな面で我々の側面支援をしていた
だければと思っております。
市長要望活動報告
東部地区幹線道路整備促進期成会 市長要望活動報告
【日時】 令和6年11月19日 (火) 14:55~15:25
【場所】 議会棟1階 第2委員会室
【 出席者 】
(市) 姫野土木建築部長、 後藤都市計画部長他
[質問1]
国道197号鶴崎拡幅 (志村・ 乙津間の完全四車線化) 事業の早期完成に努力するこ
と。
[質問2]
国道197号の志村交差点から角子原陸橋南交差点までの4車線化の実現に努力す
ること。[回答]
1点目の「国道197号鶴崎拡幅 (志村・ 乙津間の完全四車線化) 事業の早期完成に努力
すること。」及び2点目の 「国道197号の志村交差点から角子原陸橋南交差点までの4車
線化の実現に努力すること。」につきましては、関連がございますので一括して回答させて
いただきます。
国道197号の要望区間は、 昭和30年代から進められてきました 「土地区画整理事業」
や「企業立地」、また「大型団地開発」による人口増加にあわせて自動車交通量も増加する
など、 現在の車線数での交通容量が不足していることから、 渋滞が発生しているものと認識
しているところでございます。
その解消に向けましては、 道路管理者であります大分県において、平成27年度より国道
197号鶴崎拡幅 (志村 乙津間) の4車線化工事が進められており、令和5年度には、令
和3年度に着手した (仮称) 新乙津橋の上部工本体工事が完了し、 鶴崎工区については今年
度の6月に事業認可を取得するなど、 早期完成に向けて取り組んでいるとお聞きしており
ます。
本市といたしましても、 国道197号の当区間における交通渋滞の緩和は、 東部地区の地
域活性化において大切なことであると考えており、今後も引き続き、「鶴崎拡幅 (志村・乙
津間)の早期完成」 と 「志村交差点から角子原陸橋南交差点間の4車線化」の実現について、
県知事及び県議会に要望してまいりますので、今後とも、皆様のご協力の程よろしくお願い
いたします。[質問3]
臨海産業道路の東部延伸 (細・馬場間)の早期完成に努力すること。
[回答]
臨海産業道路は細地区で行き止まりとなっており、国道197号と連絡する細地区の生
活道路に流入し、 安全・安心な生活環境に課題が生じている状況でございます。
このため、本市では、県の「大分港港湾計画」 において臨海産業道路の東部延伸として位
置づけられた臨港道路 「細・馬場線」 の早期完成に向けて、これまで県知事や県議会土木建
築委員会に対し毎年、要望活動を続けております。今後も、本事業の早期完成に向け市としても機会あるごとに県に要望を行ってまいりま
す。地域の皆様におかれましても、 早期完成に向けた、ご理解・ご協力をよろしくお願いい
たします。[質問4]
都市計画道路「花園細線」(国道197号東バイパス) の久土・細間の事業化に努力
すること。[回答]
都市計画道路 「花園細線」 は、 片島~ 久土間 9.9km が平成14年4月に県事業により
供用開始されて以来、大在コンテナターミナルや大分流通業務団地との物流ネットワーク
を形成するとともに、沿線地区における人口の増加や、新たな企業誘致に大きな役割を果た
しております。 また、 市内の地域間を結ぶ交通網としても重要な役割を果たしているところ
であり、さらには、中九州横断道路が大分宮河内インターチェンジに接続することや、大分
港大在西地区複合一貫輸送ターミナルの整備が進められているなど、 本路線の持つ物流・輸
送の効率化やバイパス道路としての役割は極めて重要であると認識しているところでござ
います。
本市といたしましては、 都市計画道路 「花園細線」 は、 久土細間も含めて、本市の産業経
済社会の発展や渋滞解消にも寄与する重要な幹線道路と認識しており、 中九州横断道路の
宮河内インターチェンジへの接続を大きな契機と捉え、その受け皿としても重要である大
分外郭環状道路の建設協議会と連携を図りながら、引き続き県知事及び県議会に粘り強く
要望してまいりたいと考えております。[質問5]
都市計画道路 「松原国宗線」 皆春・ 中島橋間を早期に完成させること。

新中島橋工事個所 高田から森町側を望む 
別保側の完成した道路 [回答]
当路線は平成28年度に事業着手し、令和2年度からは、用地買収が完了した箇所につい
ての工事を行っております。 さらに令和4年度に橋梁下部工工事 (仮称 : 新中島橋)につい
て、国土交通省九州地方整備局と協定を締結し、令和5年度に橋脚1基が完成し、今年度は
引き続き橋梁下部工工事を行っているところです。
今後も事業の着実な推進に努め、 早期の事業完成を目指してまいります。令和6年度県知事要望団参加者名簿
東部地区幹線道路整備促進期成会
役職名 地区名 在職名 氏名 会長 坂ノ市 坂ノ市地区自治会連合会会長 太田 耕作 副会長 鶴崎 鶴崎地区自治会連合会会長 佐藤 日出美 副会長 大在 大在地区自治会連合会会長 内梨 信隆 副会長 佐賀関 佐賀関地区自治会連合会会長 岩本 義弘 顧問 県議会議員 後藤 慎太郎 顧問 県議会議員 首藤 健二郎 顧問 県議会議員 福崎 智幸 顧問 県議会議員 御手洗 朋宏 令和6年度市長要望団参加者名簿
東部地区幹線道路整備促進期成会
役職名 地区名 在職名 氏名 会 長 坂ノ市 坂ノ市地区自治会連合会会長 太田 耕作 副会長 鶴崎 鶴崎地区自治会連合会会長 佐藤 日出美 副会長 大在 大在地区自治会連合会会長 内梨 信隆 副会長 佐賀関 佐賀関地区自治会連合会会長 岩本 義弘 顧問 県議会議員 後藤 慎太郎 顧問 県議会議員 首藤 健二郎 顧問 県議会議員 福崎 智幸 顧問 県議会議員 御手洗 朋宏















