👉高田びわのす通信 TOP 👉大分市高田校区自治会 👉大分市高田校区まちづくり協議会 👉高田校区公民館

<2023・10・27>

日本のアンデルセン 久留島武彦
久留島武彦の遺訓 「継続は力なり」

大分県民健康ウォーキング第160回[陸上自衛隊玖珠駐屯地周辺ウォーク]に参加しました。
玖珠といえば童話の里というように、童話というイメージがありますが、その由来は童話を140作品作成した日本のアンデルセンといわれる久留島武彦の生誕の地だからです。
 玖珠町は豊後八藩の中でも最も小さい森藩の城下町だったところです。
藩主の久留島氏はもとは瀬戸内海を支配した有名な村上水軍でしたが、関ケ原の戦いで西軍に加担したしたことから国を追われました。
しかし慶長6年(1601年)、来島康親(くるしまやすちか)に豊後玖珠・日田・速見郡内で1万4千石が与えられ、康親公は森(現三島公園)に陣屋を築き、城下町を建設し豊後国森藩が誕生しました。
来島氏は二代藩主道春(みちはる)の時に「久留島」と改め、十二代まで約270年間政藩し、やがて明治を迎えました。
 その9代森藩主の孫(次男の子供)として生まれたのが久留島武彦です。

今日は、その久留島武彦の庭園とその庭園の近くにある城下町、玖珠駐屯地の戦車を見に行ってきました。

久留島庭園

「久留島氏庭園」は豊後森町の城跡・藩主久留島氏御殿跡に残る庭園で、現在は「三島公園」の中にあります。平成24年(2012)には大分県唯一の国指定名勝庭園に指定されています。

「久留島氏庭園」は玖珠の三島公園奥にあります。背景の山はかって城のあった「角牟礼山」
久留島武彦記念館から「久留島氏庭園」をのぞむ

秋の久留島庭園

紅葉は11月初旬が良いそうです。

森藩城下町 童話の里の風景

玖珠町森の城下町にはいたるところに童話にちなんだ石像が建てられています。久留島武彦像、金太郎、桃太郎、一寸法師、浦島太郎、かぐや姫……… 歩きながら、石像の一部分を撮りました。気になる方は現地に行き私が気づかなかった石像を見つけ出してください。

玖珠陸上自衛隊駐屯地  夢の世界から現実世界へ

今日のウォーキングのメインイベントです。どうしようか、と迷っていたのですが自衛隊の中に入れるのはめったにないことだと思い参加しました。
 玖珠のウォーキング協会の会員の方が自衛隊との交渉に尽力を尽くしていただき入れるようになったとのことです。
なお、我々には全く関係ないのですが、若い女性にはとっておきの情報があります。

※自衛隊男性と素敵な恋がしたい女性! 玖珠駐屯地にて初の対面式パーティー開催決定!!!
駐屯地内開催!自衛隊員様との恋活パーティーin玖珠駐屯地~自衛官の作る自衛隊カレーランチ付き~  11月11日(土) 11:00~14:00
 こんなチャンスはありません。  詳しくは 👉自衛隊婚活パーティー情報

駐屯地正門

戦車 10式戦車

一通り見学をしたのち、自衛隊の後方の方から説明がありました。
この写真の10式戦車はいま日本で最新式だそうです。1台約10億円、高いな、という人もいるし、意外に安いな、と思う人もいる。ちなみに、F16で70億、今話題のF35が100億~150億、ちなみにレーダーにほぼ映らないアメリカのステルス爆撃機B2スピリットは、 世界で最も高価な軍用機で1機当たりの値段は20億ドルを超えると言われています。今の円レートでは3000億円にもなります。10式戦車では300台購入できます。何か、金銭感覚がずれてしまいそうです。
 なお、戦車は3人乗りで重量は約44tありますが、走行速度は70km/hで、その走行速度にはびっくりしていました。なお、燃料は経由でドラム缶間3本ほどが積み込めるそうです。
ただし、燃費は2km/ℓ (私の聞き違いかもしれません。普通戦車は300m~400m/ℓだそうです)
 今日は断念ながら試乗はできませんでした。

水陸両用車(人員輸送型)

この水陸両用車は人員を輸送するものだそうです。3人で運転し、21人を輸送します。走行速度は地上では72km/hで戦車よりも若干早いようです。なお、水上ではウォータジェットで13km/hの速度で進むそうです。
 私は以前は水に浮くのではなく、潜水艦のように水の中をもぐって進むものだと思っていました。しかし、説明では水陸両用車の前部がフロート(浮き輪のようなもの)になっており、前部が浮き、後ろ部分も斜めになりながらも浮いた状態で進むそうです。走行を始めれば水平に近づくのだと思います。

ちなみに、あまり言えないのですが、この水陸両用車はベトナム戦争ごろに作られたものなんだそうです。