今年の敬老の日は9月18日です。敬老の日に合わせて高田の高齢化率を割り出してみました。(大分市人口基本台帳を参照)ただし、集計時に自治会境界の関係で若干誤差があります。
高齢化率 <全国平均> 29.1% (内閣府資料)
内閣府の資料によると、我が国の総人口は令和元(2022)年9月15日現在、1億2,471万人となっている。65歳以上の高齢者(以下「高齢者」といいます。)、65歳以上人口は、3,627万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も29.1%となった。65歳以上人口を男女別に見ると、男性は1,574万人、女性は2,053万人で、性比(女性人口100人に対する男性人口)は76.7であり、男性対女性の比は約3対4となっている。
総人口に占める高齢者人口の割合の推移をみると、1950年(4.9%)以降一貫して上昇が続いており、1985年に10%、2005年に20%を超え、2022年は29.1%となりました。
高田地区の高齢比率 28.2%
年齢別構成
考察
上記の表から見るに、高田の高齢比率は28.2%であり全国平均の29.1%より低い。ただし、自治会によ る差もあり、鶴瀬地区が55.3%で一番高く、23.8%の関門地区が一番低い。また、平均年齢を見ると前回集計を試みた令和3年に比べ、亀甲、南は下がっている。この要因は南に関しては15歳未満の割合が一番高い。若い人が増えていると考えられる。また、働き盛りの15歳から65歳の割合が高いのが、関門、常行、そして以外にも亀甲である。ここらあたりに南、亀甲の平均年齢が下がっている要因があるかもしれない。
コラム 「高齢者」とは
先ほどの内閣府の資料のコラムに高齢者の定義についてのコラムがありました。
それによれば、一律の定義がなく一般通念上の「高齢者」を広く指す語として用いている。しかし、これまでは65歳以上を高齢者として扱われてきた。
近年の高齢者の心身の老化現象に関する種々のデータの経年的変化を検討した結果、特に65~74歳では心身の健康が保たれており、活発な社会活動が可能な人が大多数を占めていることや、各種の意識調査で従来の65歳以上を高齢者とすることに否定的な意見が強くなっていることから、75歳以上を高齢者の新たな定義とすることが提案されている。また、高齢社会対策大綱においても、「65歳以上を一律に「高齢者」と見る一般的な傾向は、現状に照らせばもはや現実的なものではなくなりつつある。」とされている。
敬老の日を迎えて
最後に私の好きな言葉を載せておきたいと思います。 「サミュエル・ウルマンの言葉」
「年を重ねただけで人は老いない、理想を失う時に初めて老いが来る」
青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
先日メルマガで「私は人生のピークを70才代に持ってくるつもり」
今は「第6次青春時代」のまっただ中にいる。というのがあった。
年は心の持ち方ひとつである。