今日は全国で安倍元首相が銃撃され心肺停止と速報が流れそのニュースが休みなく放送されています。また大分では「気象庁は8日、大分県の鶴見岳・伽藍岳の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げられ、伽藍岳の火口から約1キロの範囲で噴火に伴う噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけている。」とのニュースが伝えられています。
安倍元首相に関してはこれから毎日伝えられると思うので、大分県人として伽藍岳について調べてみたいと思います。

《伽藍岳 Wikipediaより》
伽藍岳(がらんだけ)は、大分県由布市にある成層火山の活火山。標高は1,045mで、別名を硫黄山という。行政上は由布市にあるが別府市の後背地に位置しており、別府市市街地からも近い。西側の山腹には塚原温泉がある。


大分に住みながらいざ伽藍岳と聞かれると、どこにあるのだろう。どんなところなのだろう。と頭をかしげてしまいます。
私の記憶に出てくるのは小学生時代だったか、時代劇の決闘の舞台のロケ地になりテレビに出ていた時でした。伽藍岳は別名硫黄山と言われるように、硫黄の噴煙が噴き上げ、周囲の植物は枯れ、まったくの荒涼とした姿でした。しかし、そこから私の中では記憶から消し去られ再びよみがえったのは2016年(11月17日)に登山をしてみようと挑戦した時でした。これまでにも山は登ってきたつもりですが、伽藍岳の風貌はこれまで登ったどの山にもないものでした。まさに地獄谷という雰囲気をかもし出していました。(頂上はそれほどの物ではなかったのですが、その頂上から見る伽藍岳、鶴見岳、由布岳は見ものです)
そして、4年後の同じ11月17日に再度挑戦してみました。今回は伽藍岳経由内山を目指しました。そして下山後に伽藍岳登山口にある塚原温泉につかり秋の紅葉を楽しみました。

今日の気象庁の発表により当分は登山はできないかもしれませんが、あの噴煙口をまた見たくなってきました。

写真で見る伽藍岳(硫黄山)  2016年11月17日撮影

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写真で見る伽藍岳(硫黄山)    2020年11月17日撮影

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登山口から噴火口まで 秋の紅葉路

噴火口

登山口 塚原温泉にて

伽藍岳周辺