川柳の杜 (2020年8月26日アップ)

五百羅漢にはいろいろな顔がある。人生にもいろいろな顔がある

2年前ぶらついた大分市内の神社。記憶にもない。途中の休憩に寄った場所だった。しかし、そこにはおもわず微笑んでしまう短冊がいくつも掲げられていた。ひたすらカメラをかたむけた。どこだったのか、もう一度行ってみたいと思うがどこだったかわからない。ただ、途中で五百羅漢に立ち寄っているのでその界隈だったのだろう。

それぞれの年齢に応じて読んでください。若い人には、そんなことはありえな~い。と思うかもしれないし、それなりの年齢の人は、まさにその通りだ、という人もいるだろうし、我が家ではそんなことはない、という人もいるかもしれない。

五百羅漢の像をみながら、これらの迷言をかみしめてください。

1・【うっかりと 好きだといって 50年】

2・【まだいたの 心に響く 妻の声】

3・【[ついてくわ] 言ってた妻に ついてゆく】

4・【忘れぬよう メモした紙を また捜す】

5・【役員会 肩書きなければ 老人会】

6・【できるなら 女房 初期化してみたい】

7・【万歩計付けて 近道 探してる】

8・【定年で 上司と妻が 入れ替わる】

9・【フルムーン 行く気はあれど 気が合わず】

10・【女房には ヒゲはないけど トゲがある】【ピアスまではずして測る体重計】

11・【オレオレに 亭主と知りつつ 電話切る】

12・【同窓会 話題は 年金・孫・病(やまい)】

13・【ブリはいい 生きてるだけで 出世する】

14・【70歳 オラの村では 青年部】

15・【ハイと言う 昔は、妻で、今は俺 】

16・【さあ定年 妻が差し出す 求人誌】

17・【離さない… 10年経つと話さない.】

18・【土地もある 家もあるのに 居場所なし .】

薬より酒がよく効く父の風邪

ここはどこだったのだろう。もう一度訪ねてみたい。